sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて 冷たいシャンパンと 届いた本と手紙に気持ちが緩む、 感じ

うさぎと猫と問い


11年生きたうちのうさこさん(はてな)が死んで3年目。猫が来て10ヶ月。
やっと猫をうさこさんの名前で間違えて呼ばなくなったなぁと思ってたのに、
この前ひさしぶりに、はてちゃん、と猫を呼んでしまって、
ああ、はてな、まだ忘れてないよん、となんとなく笑う。
猫はどっちにしろ、いつも通りきょとんとしてる。

うさこさんは赤ちゃんの時、きょとんとモノ問いたげな顔をしていたので
はてな」と名付けた。
問い、のかたちのうさぎ。答えはなかった。
猫もやはり、どこにいても振り返ると、首を傾げてきょとんとした顔で、
まん丸な目でわたしを見る。でも猫はわたしに何も問うていない感じがする。
むしろわたしの、形にならない問いに対して、
「ん?そんなん知らんし。」と関西弁で言ってるように見える。
ねぇ、猫よ。
「んん?知らんよ」

写真は首を傾げてまん丸な顔ではなく、大人な流し目の猫。