
奄美大島のごく基本的な観光コースを回りましたが、お土産屋に連れて行かれることもなく
夕食は各自でという気楽なツアーだったのも良かった。
夕方ホテルに早めのチェックインの後前夜ネットで下見してた店、
すぐに満席になるし予約も難しいという居酒屋さんに直行。

喜多八というお店。

開店早々行ってみたらお客さんはカウンターに一人だけですぐに入れました。

一昨年くらいに読んだ本「狂うひと」が並んでた。
「死の棘」の島尾敏雄夫婦について書かれたノンフィクションで綿密な取材の
すごい情報量の本で面白かったのを覚えています。
「死の棘」は昔読んだし、同じ夫婦がモデルの「海辺の生と死」という映画を見てから
この本も読んで、ひとつのことをいろんな角度から知るのは本当に面白いなと思った。

まずはオリオンビール。オリオンビールは良識のあるいい会社なのです。

お食事はお任せコースだけ。でも安くておいしいのでいつも混んでるらしい。
確かに入れてラッキーと食べ始めて30分もしたらもう満席になってました。さすが。

お刺身は甘酢味噌みたいなので食べる。これけっこういけます。


冬瓜と鶏肉のスープ。アオサのりがいっぱい入ってる。

油そば。お腹いっぱいでもツルツルっと入る。

最後はお腹いっぱいすぎてお芋は食べきれなかった。肉はホロホロでおいしかったなぁ。
このコースに、オリオンビールと黒糖焼酎とパッションフルーツ酎ハイ飲んで4千円ポッキリ。
人が増えて落ち着かないのでさっと食べて出たら、急いでもらって申し訳ないので
消費税いりまあせんと言われて、ますます幸せな気分に。
お腹がすごくいっぱいで苦しかったので、しばらく散歩してからもう一軒バーに行くことに。
奄美大島にバーってある?とバー好きの恋人に聞いたらバーと名のつく店はいくつかあるけど
オーセンティックなのはこれくらいかなぁと言ってたバーを探して行きました。
奄美のここ名瀬の繁華街は、200軒?もの飲める店が集まってて、とても楽しいんだけど
バーらしいバーは多分ここだけかなと、お店のマスターも言ってた。
Q.L.Kというバーで、これはマスターの趣味のアマチュア無線のコールサインだそうです。

奄美で飲むなら旭酒造の焼酎をと勧められてたその旭酒造の新しいお酒があって
焼酎はこれしか置いてないんだけど、と言われたのでそれを4種類ハーフショットずついただく。
焼酎は特に好きでもなかったけど、奄美で飲む黒糖焼酎は美味しいなぁ。

最後にウィスキーでしめてホテルに戻りましたが、
このマスターの福山さんの人柄がなんともいえません。
昼間はトマトを作ってるということで、2種類のプチトマトがどんどん出てくる。
しっかりとして甘味も酸味もある美味しいトマトでした。
いろいろなことがスムーズに行って美味しく食べたし楽しく飲んだし
好きに歩き回ってすごく楽しくて、久しぶりに水の中に返してもらった金魚の気分。
たった一泊だけど、旅の度に、ちょっと生まれ変わる気がする。小さい旅でも。