
スープというのは元々嫌いじゃなくて、スープに特化したレシピ本だけでも20冊以上持ってるんだけど、
これまでほとんど活用できてなかった。でもなんか、少しわかってきた気がする。
お鍋マラソンをした時からわたしの料理は変わったと思います。
味とか調理方法とかではなく、考え方がね。
お鍋もスープも今まではレシピ本を見ても結局いつもの自分のアレンジで
いつもの慣れた食材たっぷりで作ってたら、何十冊のレシピ本があっても結局同じような料理になってた。
おおまかにわけて、トマト系、野菜系、ポタージュ系、チゲ系、ポトフ系などのどれかかな。
でもレシピ本の通り作るとちゃんとそれぞれ違う味のものができるのよね。
お鍋マラソンの時のお鍋を毎日作る本は、具材の種類が2〜4つくらいと割とシンプルで
味付けもそれを生かしたシンプルなもので、毎日違う味になった。
冷蔵庫にあるから、食材が多い方がおいしくなるから、健康にいいから、と
常備しているキノコや野菜をあるだけ足して、いつも似通った味にしてしまいそうになるのを我慢して
潔く食材を限って、シンプルに作った方が味のバリエーションがはっきりしたのだった。
いつもの料理は、おいしいのはおいしいけど、少し飽きてしまう。
そういうことをお鍋マラソンをして学んで、身につけたと思うけど
スープも全く同じなのよね。
それで最近は、レシピ通りのスープをたまに作る。
今年はわたしのスープ元年かもしれないな。
スープジャー弁当も何度もためして結局定着しなかったけど、この冬はもう少し楽しみたい。
料理するときに多めに作って冷凍することは多いけど
わざわざ作り置きするのは、一度試したものの自分には合ってないと思って滅多にしないのですが、
スープの素を作り置きする本を買ってすこしやってみた。
鶏がらスープと塩胡椒と胡麻、とか、醤油と出汁の素みたいな安易すぎるのは
素を作るまでもないのでスルーしたけど、
ニンニクと生姜を入れるオイスターソース系や豆板醤系の素はかなりいい。
スープを作るときに、少量のにんにくと生姜をみじんにしたりすりおろしたりが結構面倒で、
億劫になってしまうんだけど(基本的にチューブ入りは使わない人です)
それをやっておくと格段にラクになって、一人分のスープがすぐ作れる。
ニンニクと生姜はすりおろしたものを冷凍したりもしてるけど素にしてある方が悩まないで済む。
こんなふうに小分けして凍らせる。濃いものは凍らないけど便利。


カボチャやおいものペーストもこれくらいのサイズに冷凍しておくと
ミルク足して少し煮るだけで簡単なポタージュになるし、市販の粉末インスタントよりおいしい。
あとは、あまりしたことのないスパイス使いもしてみたいです。
この前トルコ料理屋で食べたレンズ豆のスープとかもおいしくできるようになりたい。